人はありのままの自分を認めたくないからお金を使う

奥さんのギターの先生が巨漢である。 0.1 tくらい。 身長は僕と同じで、体重はプラス40 kg。 スキーに行けば1回滑走して動悸がするからリタイアし、卓球をすれば顔から汗が吹き出し、眼鏡が曇るという。 心臓がおかしい。 病院で検査してもらったところ、「…

抗いの読書

ハンナアーレントさん著の「全体主義の起源」って名著がある。 いずれ、読まねば。 年単位の月日は流れ、やっと図書館で借りてみた。 文章に個性は宿る。 これが、読んでも読んでも全然内容が頭に入ってこない。 天才が天才のために書いた文章なのではないか…

転ぶ機会と書いて、転機

転機って、転ぶ機会って書くんだね。 意外と深い言葉だなって。 転ばないと転機にならないというか。 確かに、これまでの人生で、ターニングポイントって、「転びきった時」だった気がするよ。 逆にね、転びきるまでは、上向かない。 自分が転んでいることを…

マラソンとは、自分との対話

人生初のフルマラソン、3時間33分で完走。 完走とか言っても、上り坂で歩いたり、ラスト3 kmで足つって、びっこひいたり、散々だったけど。 とにかくね、長い、長すぎる!! 20 km超えたくらいから、足動きにくくなってきて、30 km超えると、もうね、全然別…

他人を否定しない人に、なりてえ・・・

初のフルマラソンを翌日に控え、さあ、準備は万端かというと・・・ 走り込み・・・先月から体調崩してて、年末に超悪化。 年明けてからも復活し切らず、まるで走りこんでいない。 体重調整・・・これね、長い距離走るってなると、全然違ってくるからね。 せ…

そのネクタイは・・・

昨日は男の先輩社員から「そのネクタイカッコいいね」と褒められ、いいネクタイなんですよ、と返し。 今日は年下の女の子から「そのネクタイかわいいですね」と褒められ、僕もそう思います、と答えた。 ネクタイを褒められるなんて、生まれて初めてだが、そ…

伝える必要なんてない、必要な情報はその人自身が取りにいくから

泊まりの出張で飛んだ先。 奥さんから「夜ご飯は別々で」のメッセージ。 おおっ、奥さん最近、言ったこと、全然覚えてねえ!! 『言ったじゃねえか!』って言葉を飲み込んで、今日は帰らないよと伝える。 考えてみれば当たり前である。 奥さんにとって、僕の…

受け取れる状態でない人に何言ってもムダ

さてさて、今日はカーナビを板金屋さんに持ち込みで交換してもらう日。 朝、奥さんに聞いてみる? いける? 仕事調整したから行ってくれるそうで、大変ありがたい。 行って、板金屋さんから何か言われて、もし判断に迷うことがあったら、電話して、と言うと…

メールアーカイブ化の快感

やろう、やろうと思いつつ、ずっとやらずにいた、たいしたことないこと。 メールのアーカイブ化。 昔よりは減ったとはいえ、日々とめどなく流れ込んでくるメールの山。 なんか、後からいるかもって思って、なかなか消せないメール。 「アーカイブ化してまえ…

バリバリのデジタルネイティブ世代

近頃息子の同級生がよく遊びに来る。 オタク全開。 奥さんがその子に聞いてみたという。 他の子にバカにされたりしても気にならないの? その子、こう答えたんだって。 関係ないもん、私が好きだから まあ、そうか。 だから人目を気にせずに全開でいられるの…

昔の自分のチンタラーは都合よく忘れてやんの

やってみると、大変さが良くわかる。 慣れてくると、大変さを忘れる。 やってみ始めの人が、もどかしく感じる。 チンタラやってんじゃねえよ。 昔は自分もチンタラやってたのにね。 昔の自分のチンタラーは都合よく忘れてやんの。 思い出せ、バカヤロウ。 思…

新品ってだけで、めっちゃ割高

カーナビが逝った。 ディスプレイには「HDD異常です」の文字が無機質に映っては消え、映っては消え、を繰り返している。 買ったのは13年前くらい。 当時は25万円ほどした、高級品。 お疲れさん、車という常に振動する場所で、ハードディスクよ、よく動き続け…

ダサイとは、ありのままの自分を認めないことである

ダサイとは、ありのままの自分を認めないことである。 自分の嫌な部分を恥じることである。 そんな気がする。 その特徴を認め、隣の芝生は青く見えるけれども、この自分の特徴を活かすにはどうしたらいいだろう? なかなかその思考には向かない。 子どもの頃…

下の世代が勝手に変わってくれていく

あけましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いいたします。 僕が入社した時はみんな言ってた。 僕も年をとって、だいぶ衰えてきた。 今の20代の後輩たち、全然言わない。 普通に新年一発目で「お疲れ様です」でブッコんで来る。 いい、超いい! そ…

はい、アホじゃんです

今日はメール返信の時間を減らすぞ! そう意気込んで臨んだテレワーク。 よくビジネス書で言われてるからね、メールに仕事を乗っ取られるなって。 結果、8割くらいはメールの返信で1日が終わってしまった。 はい、アホじゃんです。 信条は「とにかく関係者…

睡眠ファースト

人間、間が空くと対応力が落ちる。 久しぶりの出社は、前夜なかなか寝付けなかった。 睡眠の本を読んで「睡眠超大事」モードに入っている僕は、定時キッカリの退社と固く決意して臨んだ、年明け初日。 寝不足で頭が回らない、微妙にいろんな横やり仕事は飛ん…

人間には変化という情報が必要

最後の休日があっけなく終わろうとしている。 とにかく寝た正月。 わかったこと。 寝ると圧倒的にイライラしにくい。 好きなことをできる時間もある。 楽しい。 同時に、休日の有難さが薄れていく。 情報とは、変化だから。 普段の忙しさ、仕事の大変さ、苦…

睡眠を大事にしていきたい

睡眠の本を読んだ。 衝撃。 睡眠によって記憶が定着する、すなわち寝ないと勉強しても記憶されないとか、それ最初に教育しようよ!ってことが、いっぱい書いてあった。 確かに、寝てた時代が一番成績が良かったかもしれない。 ただ、悲しいかな、世の中の仕…

ホームランがもたらす虚無感

昔、高校野球をやっていて、最後の大会が終わると目指すモノが無くなった。 5年制の高等専門学校を卒業して、大学の3年次編入で大学に入った時、もう一回ちゃんと野球をやろうと思った。 入部して最初の紅白戦、いきなりホームランを打った。 やった、入った…

紹介のされ方

先日、祖母の葬式での一コマ。 母が親類へ僕を紹介する際に「○○って会社に勤めてる」って紹介をしてたんだけど、それがすごく嫌だった。 それが一体なんだというんだ。 僕を表す何ものでもない、と僕は思ってしまう。 が、母からしたら、他に言えるものがな…

感情は記憶が作る

とある番組のゲスト経歴紹介で、その華々しい職歴が紹介される。 超エリート。 名だたる会社名が並んだ後、ひと呼吸、「ジョブレス期間を経て」って言葉が入った。 言葉は脳に入ってきたけれど、数秒間、ピンとこない。 聞いたことの無いその言葉は、数秒後…

人の心は変わるモノ

本とCDをコンマリした。 自分と向き合う時間。 去年までは「いる」と思っていたモノが、そのまま「いる」の状態のモノもあれば、「いらない」に変わっているモノもある。 人の心は変わるもの。 それを実感する瞬間。 迷いなく残すもの、迷うもの。 迷う時点…

年賀状が年々しんどくなる理由

今年で年賀状じまい、喪中はがきで宣言したので、基本僕宛てには年賀状が来ていない。 なんかスッキリ、気持ちが軽くなった感がある。 なんでやろ、考えて。 一言で言うと、「関係性が終わっているのに、無理やり続けようとしてた感」じゃないかなと思う。 …

おにぎり雑炊

まず、鍋にお湯を沸かし、昆布を入れ、蓋をして火を消す。 忘れた頃に蓋を開け、昆布を食べる。 良い昆布だと、普通においしい。 再びコンロに火を付け、おにぎりを湯の中でほぐし、卵を入れて混ぜる。 醤油とそばつゆを少量加えてもよし。 これにて完成、お…

人間なんて

ヘルペスで大人しく一人静養の自宅。 顔面は悲惨。 人前に出られる状態ではない。 10年前からニートの友人に電話する。 電話はとってもらえず、約10分後に折り返しが来た。 ヘルニアになって、動くのもしんどいと言う。 おっ、肉体労働系の何か仕事を始めた…

せっかちは続く

せっかちな僕は、仕事がキリのいいところまで終わっていないと、気が休まらない。 キリがいい、というのは、元々の予定だともう終わっていなきゃいけないところから遅れてるってこと。 損な性格、終わったら終わったで、次の仕事が割り込んでくる。 家庭でも…

いかに自分に似合うことをするか

奥さんが久しぶりにロングヘアをバッサリ切った。 3歳以上若返った気がする。 美容師さん曰く、ロングヘアが似合わない人はいないけど、ショートヘアが似合う人は少ないのだと言う。 元々ショートヘアだった奥さん。 隣の芝生は青く見えるもので、ロングへ…

愛で判断していきたい

大谷さんのインタビューを見ていて思った。 ああ、この人は明確な判断基準を持っている。 野球が上手くなりたい たぶん、これがぶっちぎりの第一位。 きっと、判断に迷ったらこれを自分に問うているのではないか。 どっちの選択が野球が上手くなれるだろうか…

人はそこに自分を見て喜ぶ

大谷さんフィーバーは続く。 なぜ日本人はこんなにも喜んでいるのか? (いや、さほど喜んでいないのかもしれないが) それは、大谷さんの中に自分を見ているのである。 自分と同じ日本語をしゃべり、自分と同じ肌の色で、自分と同じ島国で生まれ育った大谷…

反面教師さん、ありがとう

必ず一読ください。 そんなタイトルのメールを開くと、全く読む気にならなかった。 3秒後に閉じる。 しばらくして、また同じような内容のメールが届いていて、向かいに座る先輩がぼやく。 聞いてみると、先輩も読む気にならないのと、何を言いたいのか伝わ…