マラソンとは、自分との対話

人生初のフルマラソン、3時間33分で完走。

完走とか言っても、上り坂で歩いたり、ラスト3 kmで足つって、びっこひいたり、散々だったけど。

とにかくね、長い、長すぎる!!

20 km超えたくらいから、足動きにくくなってきて、30 km超えると、もうね、全然別人。

最初の方は自分より背の低い若い女の子に抜かれたら「なにくそっ!」ってペース上げて、抜き返したりしてたけど、だんだんそんな余裕も無くなってくるの。

で、どうなってくるかというと。

 

自分との対話、これに尽きる。

 

どんどん体が動かなくなって行く中で、「どのくらいのペースなら走れる?」「体のこの部分なら動く?」「腕、こうやって振ったら、坂ちょっとマシになってない?」ってな感じで、目がね、外に向いていたのが、段々内側に向いていくの。

これをね、限界を超えないときから、普段からできたらいいんだろうなって思った。

あとね、この長い距離を通して思うこと。

 

ずっと同じようにはいかない。

自分以外も同じように苦しいんだってこと。

 

なんかね、人生の縮図というか、マラソンって。

また走りたい、なんて思わないけど。