全ての経済的な何かっていうのは、ムダなことからしか生まれない

屁が臭い。

当たり前かもしれないが、でも、断食で屁の匂いが無くなっていたのだ。

量も格段に減っていた。

それが、シャバの世界に復帰したとたん、これである。

安くて美味しい食べ物で溢れた世界。

誘惑に負けに負け、なんのために断食したのやら・・・。

いいえ、まだ諦めておりませんぞ。

100%元に戻ったわけではない。

誘惑に完全に勝つことはできない。

たべてしまう。

ここで重要なのは、量。

魅惑の食べ物に負ける時に、少しで抑えること。

断食センターの方も言うとった、量さえ少なければ肝臓で処理できるから大丈夫なんだと。

そんな話を聞きながら、滞在中にやってくるリピーターの人たちは、軒並みにポッチャリしていたなぁ。

そりゃそうか、食欲に打ち勝っていれば、リピートしなくてもいいもんな。

現代のこの飽食に対してのアンチテーゼである、断食。

その施設の運営も、現代の飽食がもたらしている。

なんか、そこまで考えると、なんだろうね、全ての経済的な何かっていうのは、ムダなことからしか生まれないというか。

いい施設を運営していたとして、でも、その施設は悪い食事が原因だから、悪い食事のおかげで成り立っているという、なんというか皮肉。

そんなことを考えながら、僕にできることはめっちゃショボくて、とある会社組織の仕事の一部分を必死こいてなんとかやっとかっとこなしているだけ。

ただそれだけなのでございます。