断食 Day3 回復食

昨日の夜、寝る前にベッドから起き上がって電気を消した瞬間、平衡感覚がなくなって倒れそうになった。

その数秒間がすごく怖くて、平衡感覚を取り戻した後も、心臓がバクバク鳴ってる。

試合前に10 kgとかいうレベルで体重を落とすプロボクサー達。

改めてすごいなと思った。

 

今朝も9時から牧師さんの断食レクがあった。

気持ち悪さに耐えながら必死に聞く。

その中で印象に残ったこと。

 

仕事において大事なことは「掃除」

腸内細菌が変われば好みが変わる

食べる量が大事、ゴミが少なければ、肝臓で処理できる

食べ過ぎ、イコール老化

お腹が空き過ぎないのがコツ

いい食事でも、量が多ければゴミとなる

 

途中、「食品添加物は石油から生成される、亜硫酸ナトリウムとか・・・」みたいな発言があったので、すかさずツッコむ。

 

亜硫酸ナトリウムも石油から作るんですか?

 

たぶん、ちゃんと考えたこともなかったのだろう。

間を置かずテキトーにしゃべり続けた牧師さん。

すごい、間を置かずに打ち返すと、ペテン感が出ない!

後から調べると、やはり石油からは作らなそう。

そりゃそうだ、亜硫酸ナトリウムには炭素が入っていないもの。

 

思った。

間違った情報から身を守るには、自分で勉強するしかない。

他人の言うことをそのまま飲み込まないように、客観的に観察できるように気を付けよう。

昼からは風呂場へ10 kmラン。

これが、今日はキツかった。

一昨日から続く3日目。

日差しも強い。

昨晩の立ち眩みの記憶もブレーキとなって、ラスト2 kmくらいから歩いたり走ったり。

昨日の58分から6分プラスの64分という不甲斐なさだが、もう足もパンパンでどうにもなんない。

 

施設へ帰ってからは回復食。

意外にも「ヤッター!」って感覚がない。

日程さえ許されるのであれば、もう少し続けたい、という思いの方が強い。

初めて入る食堂に、2つのお盆。

1つは味噌汁と納豆まみれ?の玄米?とあとなんかが載ってて、そこそこのボリューム感。

もう一つのお盆、これが僕の分だった。

ご飯茶碗に赤飯みたいな色をした玄米?がクッキー1枚分くらい、ちょこんとゴマまみれで乗っている。

味噌汁は、まあ普通くらい。

それに、小さ目の黄色いたくあんが1枚ポツリ。

 

少なっ!!

 

僕はその玄米を、指示通りに一口100回噛んで飲み込んだ。

正確には、100回噛んでいるうちに、大半が喉を越えていってしまうのだけれども。