遊動生活をしていた古代の名残

久しぶりに東京へ出張。

高えんだ、ホテルがね。

東京に泊まるって、とにかくいいことが少ない。

そう感じる。

少しでもマシにするために、超早めに前乗り。

キャリーだし、電車が混まないうちに移動し切りたいからね。

超駅前にあるカプセルホテルが見つからない。

しばらく道に迷った挙句、ホテルへ電話して、やっとこさ辿り着いた。

呆れるホテルマンとチェックインのやり取りを終え、迷子になった原因を考察する。

たぶんね、あれだよね、全てのビルが高すぎるのと、視界が狭いから位置を掴みにくいんじゃないかな?

とにかく東京は情報量が多すぎる。

散策するのも超疲れる。

でも、散策はする。

あれだね、きっと、遊動生活をしていた古代の名残だね。

移動したら、まず生活に必要な情報を収集する。

銭湯だったり、スーパーだったり、駅とホテルの位置関係だったり。

連綿と連なってきた遺伝子のバトンを感じる瞬間である。