評価シート

半年に一度、目標を達成できましたか?って自己評価を書いて管理職へ提出する。

半年ぶりに見る、自らの書いたその目標。

右側に実績を書きながら、「ああ、また今回もできなかったな」と振り返る。

書いた翌日どころか、書いてそのデータを閉じた瞬間、次のことに取り掛かった瞬間にはもう書いたことを忘れているのである。

覚えてい続けることなど、できないのだ。

できたとして、それができたやつというのは相当に暇な人間であり、そもそも仕事などしていない人間である可能性が高い。

あと、やらされてるからってのもでかいと思う。

自発的にこれやろう!って思ってないかぎり、ビジョンとして常に持ち続け、思い出し続けること、これはかなりハードルが高い。

要は、こんな紙、書いても書かなくても、どうでもいいのである。

でも、会社において、組織において、その人物が組織で成し得たことについて、それがホンマかいなってのは置いておいて、その中身がどうかはおいておいて、その書類が存在してるってのが重要なのだ。

そんな書類ばっかり。

作るのが目的になっていて、ほんとは使うことが目的であるはずなんだけど、作った時点がゴールになっちゃってる。

だから、ただの時間の無駄。

悲しい哉、そんなことばっかりに時間を割いているんだ、僕たちは。