噛み合った、ということ

時代は変わったな、と思う。

環境問題に対しての社会の態度。

実現できるか否かは置いておいて「何年後にカーボンオフセット」なんて国の政府が宣言するなんて、僕には考えられないことだった。

かなり状況が差し迫ってきた、というのも一つの理由。

でも、本音の理由は「経済」だと思う。

噛み合った、ということ。

環境と経済が。

 

モノは満たされていて「欲しいもの」がなかなか見つからない現代。

経済を動かす「理由」だったり「大義名分」が必要だった。

そこに「環境問題」がハマった。

そういうことだと思う。

 

地球温暖化がやべえ、なんて遥か昔から警鐘が鳴らされていた。

鳴らし続けるものですね。

絶対無理だって思っていた。

今でもそう思っている。

でも、そうでないかもしれないって、思い始めている。

 

人間、すぐに成果を求めたがる。

でも、それは間違いだ。

成果なんて、そんなすぐに出ない。

その前提で、何度でも言い続ける覚悟で。

そのくらいのゆとりをもってやった方がいいのかなって思う。