味方が誰もいなくても

清々しく生きてる人。

突き進んでるように見える人。

それが、羨ましい。

僕は、なんというか、何をするかを絞れていない。

なあなあで生きちゃってる。

ラグビーの五郎丸さん、ルーティンの大義名分は「日本ラグビーの歴史を変える」って、すげえかっこいいもので。

自分のためじゃないんだよな。

髪きってもらってる美容師さん。

カメレオンが好きすぎて、繁殖を試みる。

繁殖がカメレオンのためなのか?って葛藤もあるけど、そこはそれも踏まえた上で、「殖やす」という決断をして、ある程度はエゴエゴして迷いなく突っ走ってる。

で、自分は??

う〜ん。

芯がないというか。

軸がないというか。

野球やってた時は、なんか、今思うとすげえ大した実力もないくせにさ、野球だけやってたらよかったの。

何がよかったって、自分がよかっただけなんだけど。

要は好きなものがあって、目指す舞台があって、それを諦めていない。

学生時代、死に物狂いでやってたあの頃。

人間として、お前、アウトだろって、ちょっとそんな感じ。

そんなことしてどうなんの?ってこと、死ぬ気でやってた。

無駄に誇り高く生きてた。

俺が一番やってるって。

飲食店で修行してた時。

中年のおっさんが何やってんのって、身近な人は誰も応援していない、そんな状況で。

でも、必死こいてやってた。

前進してる自分がいた。

なんか知らんけど、そこに意義があった。

味方が誰もいなくても、自分は味方だった。

自分を肯定できていた。

今、見出せない。

自分の人生に確たるものが何もない。

それは、結果ではないはず。

そこに向かう、エネルギーというか。