体内時計

目が覚めて枕元の携帯電話を見る。

時刻は3:59。

セットしたアラーム時刻の1分前。

4:00に鳴ったアラームを止め、少しだけ横になろうと目を閉じると速攻で意識を失う。

次に目が覚めたのは5:30。

20分で準備して、5:50分に家を出て、5:59の始発にギリギリ滑り込む。

人は余裕を持った行動ができない生物である。

そして、体内時計の正確さに感嘆する。

しかしその時計は、必要に迫られないと機能しないのである。