10時間

休日くらい、睡眠を優先せんとイかれちまう。

そう思って、とにかく目が覚め切るまで横になる。

起き上がって時計を針を逆算する。

10時間。

就寝から起きるまで、寝切った感満載。

史上最高の右打者と言われる落合博満さんは、その著書で「現役時代は一日10時間寝ていた」と書いている。

一致する数字に妙な説得力を感じる。

野球選手にしろ、学生にしろ、家庭人にしろ、サラリーマンにしろ。

ほんとはこのくらい寝なきゃいけないんじゃないだろうか?

いけないというか、それだけ寝るのがベストの成果を出せるのではないだろうか?

この時間寝ている人なんて、ほとんどいないと思う。

できないとも思う。

でも、実際に落合さんはやっていて、これだけの実績を出している。

勿論、寝てただけじゃなくて、起きている時間、めちゃくちゃ考えたり練習したりした上でなんだけど。

それでも、頭の隅には置いておきたい。

なんとか睡眠時間を確保した上でやりくりする方法があるんじゃないかと。