僕の脳は処理速度が遅い

すげえ、時間がかかる。

3連休だというのに、一日も完全休みなく、仕事に埋もれている。

結局、明け方までかかってしまった。

でも、できるまでやらないと、終わらない気がして。

出来上がったものを見ると、すごくショボい。

たったこれだけもものを仕上がるために、僕はこんなにも時間を要したのか。

呆然と立ちすくむ。

処理速度。

きっとこれが圧倒的に遅いのだ。

息子のアスペルガーテストで出た結果を思い出す。

トータルのIQはすごく高い。

でも、そのIQの数値の足を引っ張ってる項目。

それが処理速度だった。

ピンときた。

たぶん、僕もそうだ。

どこかで認めたくなかったのかもしれない。

無意識のうちに、「僕は普通なんだ」と思いたかったのかもしれない。

でも、もう明らかだ。

僕の脳は処理速度が遅い。

それを、「他の人たちと一緒ですよ」ってフリをしても、僕自身が苦しいだけなのだ。

給料が下がってもいい、他人にバカにされてもいい。

それでもいいから、自分の処理速度が遅いことを認め、公表すべきなんじゃないか?

己の限界を感じて、そう思い至った朝方。