仕事柄、出張がボチボチある。
駅から遠い現場はタクシーが基本。
コロナでめっきり減ったタクシーだが、待てば来てくれる。
仕事を終えての帰路。
たまたま近めの現場なので、自宅へタクシー帰宅。
なんか、ちょっとVIPな気分だ。
そして、体力的にはありがたい。
乗車中、揺れない信号待ちのタイミングを見計らってタクシーチケットに記入する。
金額以外、先に書けるところは書いておこう、というせっかち。
ちょうど次に見えている信号が黄色になり、よし、ここで書こう、と構えた時、タクシーが加速した。
信号が完全に赤に変わったタイミングでタクシーは信号を左折していく。
もろの信号無視じゃん。
さすがに運ちゃんに物申す。
そんなに攻めないでいいよ
運ちゃんは「信号待ちになると、メーターの金額が増えるから」と、暗に『お前のためを思って無理してんだぞ』アピールをしてくる。
いや、優先順位が違うんだって。
ありがたい気遣いだけど、客からしたら、それは事故らない安全運転の範囲内で、って話だよ。
でも、過去に他の客から「そこはツッコめよ」的なクレームもらったことがあるのかもしれない。
ここにも、資本主義社会の負の側面がある。
お金、大事。
でも、もっと大事なもの、忘れないようにしたい。
じゃないと本末転倒。