奥さんが初めての空手の試合に出た。
自分の倍くらいの体重の相手に向かっていく。
観戦者から「やるだけでもすげえ」って感嘆の声が漏れる。
こんなにガッツのある人だったんだ。
知らなかった。
家事、この半分でいいから、家事にこのガッツを使ってほしい・・・。
という僕の希望は置いておいて、当然手加減してくれた相手が勝ったわけだけど、こうやって真剣に何かに取り組んで、道場の人たちとコミュニケーションをとっているので、なんか、奥さんに周りに「仲間」ができてきているように見える。
僕にも部活の時、そんな感覚があったような気がする。
友だちじゃないけど、仲間。
そこに忖度なしで純粋にやりたいから取り組んでいれば、自然と仲間ができて、人生が豊になる。
僕には今、そんな対象があるだろうか。