「売りたい」が先行しない心地よさ

植物屋さん、超ずっと居れる。

大きくなってきたパキポディウムの鉢をサイズアップしてやろうと、植物屋さんへ鉢探しの旅。

いいのが、あった。

60歳くらいだろうか、おばあちゃん店員さんを捉まえてお願いする。

植え替えサービスがあるので、頼もうとすると、パキポディウムは今から冬眠に入るからやるなら春がいいと言う。

それに、まだこのサイズなら土をもう少し盛ってやればOK、とのこと。

また春になったら来ます、そう言って何も買わずに帰路に就く。

商売っ気、ねえなぁ。

でも、そういうところで買いたいし、安心感がある。

「売りたい」が先行しない心地よさ。

「売る」よりも、もっと上位概念として、仕事をする上で見失っていないもの。

これは見失いがちだけど、僕もこのおばあちゃんみたいに生きたい。