小さなことをしよう

定時で帰るつもりが、ほぼ全ての項目で想定外。

こんな進捗で帰るわけにいかねえって段階が終わりそうに無い。

定時過ぎ、たまらずワンブレーク。

1階のコンビニで割高な甘いお菓子を買う。

僕の意志の、なんと脆いことか。

初めてみるオバさんの店員さんが、僕の持参したクシャクシャのビニール袋を見て「お入れしましょうか?」と気遣ってくれた。

素直に「お願いします」と入れてもらう。

なんか、後からジワジワきて。

物事がうまくいって無い時ほど、こういうちょっとした優しさ、気遣いが身に沁みる。

 

僕たちはついつい、大きなことをしようと意気込む。

でも、きっと大きなことなんてできないんだ。

できるのは小さなこと。

それを延々と積み重ねた人だけが、結果的に大きなことを成し遂げる。

その成し遂げたところからしか、他人は見ないから、その土台の地道さに気づかない。

 

小さなことをしよう。

小さなことこそ、懸命にやろう。

それだけでいい。

大きなことなど、考えなくていい。