沁みる現実

ベテランの先輩に同行して、トラブル対応。

受け答えの一つ一つが綱渡り。

これは、ある程度経験を積んでいないとできない仕事。

せめて何か役に立てないか。

価値が出せないか。

写真撮りまくったり、打ち合わせで必死こいてメモ取りまくったり。

そんなの、気休め程度。

要は、僕はなんの役にも立っていない。

沁みる現実。

ちょっとジャンルが変わればすぐにこのザマだ。

情けないことこの上ない。

そりゃあ、年をとればとるほど、変われなくなるわな。

こんな思いしたくないもんな。

ついていっただけ、という屈辱。

襟を正すいい機会。

僕なんて、所詮この程度。

だんだん調子乗っちゃって、ついつい忘れていっちゃう。

たまには思い出しましょう。