実家

出張から戻ってきて、自宅でテレワーク。

なんやかんやで疲労感は大きい。

移動、それだけで人はかなり疲弊する。

普段とは違う場所、そこにいるだけでいつもの倍は精神的な体力を消耗する。

 

月曜日は実家でテレワークをした。

火曜日が実家から近くもないけど、遠くもないくらいの距離感で、日曜日に移動しちゃったって段取り。

さて、実家とはやはり特別な存在で。

そこを出てもう15年以上経つというのに、ホーム、である。

ストン、と気が抜ける。

ああ、僕は普段常に気を張っていたのか。

そういうことに改めて気づかされる。

常にアウェーなのだ。

家賃を滞納していない借家に住んでいて、だから落ち着いて生きていていいはずなんだけど。

自宅なのに、どこかで常に気を張ってる。

対して、実家。

もうヨボヨボで頼れない両親がいるだけの実家。

なのになぜかホッとする。

夜になればカエルの大合唱。

それはBGMですらないくらいに、ただただ心地いい。

ここはまだ、僕が帰ることができる家。