1日27時間

納期の督促。

ちと待ってくれ、と僕。

急ぎやってのはわかっとるっちゅうねん。

まあ、昔は1日27時間あったけど、今は違うもんね。

これね、一回り上以上の世代の人たちが皆んな口を揃えて言うのね。

大体は「昔は1日24時間あったけど」で、今回初めて「1日27時間」って言葉が出てきた。

何なんだろう、そのプラス3時間は?

働きすぎてでラリったら、そう感じるのだろうか?

熱血先輩社員は「昔はどれだけ残業してもあまり残業つけなかったから、1日4〜5本飲むシャキッとするドリンク剤?の代金の方が残業代を上回っていた」って自慢話をしてた。

笑っちゃうけど、でも、ちょっと待ってほしい。

もはや、残業とは一体?

もう、サービス残業を美徳化する雰囲気、やめにしませんか?

どう考えても定時で終わるわけのない業務量。

かと言って、質をガタ落ちさせるのが許されるかと言うと、別にそんなこともなくって。

毎回同じ内容で、単純な繰り返しで、何のトラブルもなければ定時なのかもしれない。

でも、実際は新しいことに取り組んだり、内容が違ったり、トラブルも普通に起こったり。

ああ、しばらくゆっくりしたいし、休みたい。

急遽出張が入った、とてつもなく悪い予感がする水曜の夜。