皆の評価が低い時に、それを信じきる難しさ

株式投資が楽しい。

何が楽しいのかよくわからないけど。

 

その作業を通して、思ったこと。

周囲の評価が厳しい中でその会社の価値を信じきる難しさ。

要は、とある会社の株価がとびきり高い時に買うよりは割安な時に買う方がいいわけで。

誰もがそう考えるんだけど、実際に今が割安かどうかの100%正しい判断は基本誰にもできないから。

だから難しいし、それが楽しいのかもしれない。

 

少し前だと、ヤマト運輸ライフネット生命で儲けさせてもらった。

ありがたい。

ヤマトはある日感動したのがきっかけ。

現場でとある部品が足りなくて、明日の昼頃までにどうしても欲しい。

定時がせまるなか、事務所に電話して最寄りのヤマトへ駆け込んでもらった。

たまたま、現場からヤマトの営業所が見えていた。

翌日、昼過ぎに営業所へ入っていく10tトラックを見て、突っ込んで行った。

間に合った。

昔バイトしてたこともあるし、完成された物流システムは知ってる。

なんか、感動しちゃってヤマト株がこの評価は低いでしょ!?って買った。

そしたら、たまたまコロナで通販増えるのを見越したのかなんなのか、ヤマト株上昇。

 

ライフネット生命は、その事業内容の性質上、会社を立ち上げてすぐには利益が出ない。

延々と赤字経営が続く。

だから、中々そこに投資するのは勇気がいる。

株価が低かったのは、それが大きな理由ではなかろうか?

買ったのは出口治明さんの本を数冊読んでいたから。

もうすでに会社を去っているけど、この人がルーツである会社の潜在的価値、低いわけがないでしょう!というすごくアバウトな理由。

そんな理由で大金を投じるのだから、そもそも僕はお金への執着が薄いのかもしれない。

これまたコロナで期待値が増し、株価上昇。

 

2社ともやっていることはほとんど変わってないはずなのにね。

 

これは成功した例なんだけど、当然失敗もある。

買い逃したな、というやつ。

スノーピーク

このメーカーが好きで自宅にいい感じの椅子やら机やらセットされてる。

要は、好きなのさ。

でもね、この価値を疑った自分がいるの。

とあるスノーピーク直販店。

これが、閉店。

これに僕は大きな影響を受けた。

調子、悪いのかな・・・。

一次情報だけに、ガツンとくる。

今の絶好調ぶりは皆が知るところ。

要するに、「信じきれなかった」のだ。

コロナで株価急落してる時に買っていない後悔は大きい。

 

皆の評価が低い時に、それを信じきることができる。

それは、すごく難しいことなんだなと。

裏切られてもいい。

失敗してもいい。

そこまで思えていなかったということ。

いけないね、守りに入っちゃあ。

逆に守れないんだよ、きっと。