組織の力

打ち合わせ、何回目だろう・・・。

難易度高い仕事。

壁にぶつかる度にメールが飛び交っては収集がつかなくなり、関係者集めて意見を出し合う。

たぶん、これが最後の打合せ。

そんな会で、議論が発散しかけてた時、僕が出した案が「それ、いいね!」って採用されて、話が進む場面があった。

素直に、嬉しい。

すげえ嬉しい。

でも、その嬉しさがまた厄介は代物で、いい気になって、そのあとの議論への集中力が切れちゃった。

いかんね、成功はとっとと忘れないと。

成功なんて、たまたまでしかない。

んで、思ったのが、結局このシーンって組織の力が発揮されたってことだと思うの。

それぞれ知識も経験も考え方も違う数人が集まってさ。

一人の頭で考えてもなかなか突破できない壁。

その抜け道、妥協点を、複数の脳で思考することによって、誰か一人の頭にその突破口が見つかるかもしれない。

この仕事を進めているのは、自分ではなくて組織だ。

最低2割くらいはその頭で仕事してるといいかもね。

何か失敗したとしても、それは絶対に自分だけのせいじゃないし、全部を被る必要はない。

全く責任を感じないのもマズいけど、背負いすぎるのはもっとマズイ。

背負いすぎちゃってた頃があるからあんま言えないけど、でもそうだと思います。