それはたぶん、「好き」だから

なんだか気合いが入らない。

先輩が一人、孤軍奮闘。

ほんとは、僕もシャカリキになって助けてあげなきゃいけないところ。

気力が沸かない。

眠りたい。

眠ってる場合じゃないところ、眠っちゃう。

グデーンとしてる、ここのところの精神状態。

ずーっと、モヤモヤしてる。

僕はなんのためにここでこの仕事をしているのか。

何かに妥協しながら生きている。

根こそぎ何かを妥協しながら、悶々としながら生きている。

 

壁を登りにいくと、いつもそこにはいい空間が広がっている。

そこには「好き」が集まっている。

お金をもらいにきているんじゃないくって、逆に払ってでもやりてえ奴らしか、ほぼいない。

一年以上通っていて、全くもって馴染んでいない。

それでも、どこか来ることを許されているような気がする。

それはたぶん、「好き」だから。