コロナハイライト

流行りだした頃、「自分には感染しないだろう」って人がほとんど。

電車の中でも、マスク着用率は6〜7割くらいだったと思う。

 

ターニングポイントは、やはり志村けんさん死去。

一気にマスク着用率上がった。

9割以上。

この割合まで行くと、同調圧力が凄まじい。

あまり意味ないと思ってる僕ですら、店でだけはとマスク着用したりするときもあった。

心理学用語で言うところの、いわゆる「社会的証明」というやつだ。

著名人の一挙手一投足が民に与える影響の凄さを感じた。

今の中年以降世代、散々テレビで観てきて、無意識の親近感がハンパないのね。

志村さんで、一気にコロナ感染が身近なものになっちゃった。

ネットでは街でイチャつくカップルを「密になりやがって!」と糾弾する人。

お前に少子化対策を語る資格はない!(そもそも語ってないかもだけど)

そんで、そう思うならその場で言ってやれ!

そして、そもそも今更そのカップルが密を避けても遅いわ!

 

さて、第二波が怖いとはいえ、「新しい生活様式」とやら。

これはいかがなものか。

あまりにも「うげっ」ってなって、すぐ読むのやめた。

頭に浮かんだのは、祖父母の姿。

人間、目的もなく生かされていても、しょうがないんだよ。

やりたいこと、自分でできること、これがない状態で、果たして主体的に生きていると言えるのか。

 

人間は得ることによって生活し、与えることで人生を形作る

 

外人さんが、そういったらしいけど。

まさに今、仕事ができずに多くの人が「与える」ことができずに苦しんできた。

やっと元の生活へ、ではなく「新しい生活様式」とやら。

僕は反対だ。

何をするにも、リスクは伴う。

交通事故死亡者数、10人を切りました!皆さん、車を運転してもいいですよ!

・・・とは、ならないでしょう?

いくら感染が進むからといって、インフラ関連の人たちは休むわけにいかない。

それこそ、水道が止まっちゃったら困るでしょ?

インフラじゃない人たちだって、お金がなくなっちゃったら、ゲームセットじゃん。

交通事故死亡者はなくせないけど、車乗ったり売ったりしていいの、これは経済との妥協。

コロナだって、もっと経済と妥協すべき。

 

ところで、感染者数。

これは完全にアテにならないはず。

会社で39℃の熱でた、そんなやつがいたり、子供が熱出したり。

みんな病院に行ってない。

病院でコロナ感染るのが怖いから。

ある程度アテになるのは死亡者数だけだと思う。

これだけ一気に世界中に広がってる。

コロナ騒動初期、通勤電車には巨大キャリーを引いた中国人観光客、毎日のようにいた。

たぶん、僕だってウイルスもらってる。

症状が出ていないだけ。

引きこもり以外、避けるのは不可能だ。

せきが出てもいない人がマスクしても、たぶんほぼほぼ意味ない。

口元、ちょっとあったかいだけ。

空気の拡散速度は速い。

タバコ吸う人の口臭、けっこう遠くから匂ってくるでしょ?

マスクしてたって匂ってくる。

飛沫防止というけど、ほんとにそれで防げてるの?

今の医療、常識が正しいとは限らない。

「水銀」が薬だった時代もあるという。

密避けろ、よりも感染して症状出ちゃう人と出ない人の生活習慣の違いは?の方が、救える命多いのでは?

 

最低限のエチケットやら、配慮やらはいると思うけど。

できるだけ生き延びて長生き、それよりも、覚悟を持っていつ死んでもいいように今を目一杯生きる。

そっちの方がいいと思います。