モデルチェンジ

30年前にfbasicで書かれたプログラムを書き直そうとしている。

で、書き直したのを部分的に合っているかチェックしながら進めていこうとしているのだが。

元々のプログラムを部分的に動かそう、と、そのくっそ古いソフトをCDロムから読み込んでインストール。

したまではいいのだが、プログラムの読み込みができない。

調べてみると、新規作成はできるのだが、保存したデータの読み込みができない。

Windows10との互換性が足りないのだ。

さて、その昔、そのプログラムを使っていたノートPC、フロッピーディスクドライブが内臓されているその物体は、果たして無事に動いた。

そして、そのOSであるWindows98とソフトの互換性は全く問題なく、プログラムの読み込みもできるのであった。

昔の製品って、みな丈夫だ。

なかなか壊れない。

僕たちはまだ使えるのに、「モデルチェンジ」によって、使えるものを使えないものに変えて、次々と手放していく。

モデルチェンジしないと、消費されないから。

モデルチェンジが仕事を生み、モデルチェンジに忙殺された従業員が仕事に揉まれながらどんどん年をとっていく。

僕たちは、モデルチェンジのために働くのだ。