世は分業の時代。
全部自分一人でやる人なんてほぼほぼいないだろう。
仕事とはある抽象的な地点から1段階具体化する作業である。
そして、具体化されたアウトプットは、次の段階の具体化に向けて、別の人へ託される。
具体化するには、とにかく自分の手を使って書く、描くこと。
たぶんこの「自分の手を使って書く、描く」ってのが、めっちゃ大事で、これをしないと気づけない。
今日も文章で書かれていた「4000」という条件をへったくそな絵に描いていて、ハッとする。
これ、どこの部分が4000なん?
思っていた場所と違うのでは?
すぐさま電話中だった依頼元の人に手招きして来てもらって確認したら4000だと思っていたところは4700だった。
良かった、描いてみて。
思うに、「この人は仕事をただただ丸投げしてるだけだな」って人は、自分の手で書いていないんじゃないかと思う。
書くにはまとまった時間と平静さがいるから、簡単ではないかもしれないけど。