習慣の力。
そのタイトルの本が面白くて。
身近な製品を例に解説してくれるのがわかりやすい。
要は、読者の中にある経験もからめて語る、知っていることだと親近感が沸くということだと思う。
歯磨き粉、ヒリヒリする感覚の成分は、実用上はいらない。
でも、人は感じ取れる感覚がないと、キレイになった気がしない。
ほんとはヒリヒリなんていらないし、キレイになったかどうかは関係ないのに。
ファブリーズの有効成分は無臭。
でも、無臭だと、ファブリーズした後に消臭できた気がしない。
だから、敢えて香料を追加してヒットした。
究極は、たぶんなんでもそう。
売るための製品、売るための仕様。
何かそこに資本主義の好きになり切れない部分があるような気がする。
どうしても、自分に嘘をつかきゃいけない。