男と女2000

上野千鶴子さんの「女ぎらい」を読み切った。

すごい本だった。

本質を突いた言葉に、何度も何度もフリーズした。

言葉の真ん中を読み返し、少し戻り、その箇所を噛み締めてから、また読み進める。

今まで生きてきて、本から受ける一番の衝撃。

 

男のこと、女のこと。

全て腹に落ちた。

自分が経験した男女関係の心理変化。

その理由がわかった。

ああ、あの時自分が感じた気持ち。

その理由はこれだったのか・・・。

ここまで的確かつ明確に言語化された本に出会ったのは、初めてだ。

そして、絶望。

わかったからといって、解決への道筋が全く見えない。

世の中の男女が変わらないという、圧倒的な事実。

 

呆然とするしかないような、そんな余韻に、しばらく浸ります。