妄想しよう、そうしよう

みてみてー。

息子が学校から持ち帰ってきたのは、1ヵ月を1列にして、来年度の予定を12列記した1年分のカレンダー。

愕然とする。

1年って、こんなに短いのか・・・。

息子よ、お前の一生はこの紙9枚分だぞ!

うっすいなー!!!

僕はこの紙38枚分・・・。

10枚は超えてるけど、でも、そんな程度しかない。

そして、この紙が90枚になるころには、ほとんど何もできなくなっていて、僕は死ぬ。

どの1枚も、同じではない。

それぞれ、流れるスピードも違えば、馬力も違えば、知力も違う。

全部、違う状態での瞬間、瞬間がそこにある。

どんな天才だって、自分だけでできることはものすごく限られている。

だから人は集団を作り、皆で妄想を信じ込み、盲目的に行動する。

妄想しよう、そうしよう。