遠い現場の夜。
せっかくなので、夜ご飯皆で食べませんか?
このお誘いに、「いや、僕はどちらかというと、風呂に入りたいです」と断る。
じゃあ風呂に入ってからにしましょうか。
一旦ホテルに戻って、約20分後の出発となった。
断る事に失敗した。
おそらく、誰もが行きたがらない?現場のメンバーからはなぜかめちゃくちゃ感謝された。
不思議だ。
僕は大して何もしていない。
よくよく聞いてみると、過去の僕の部署の人の対応がとても悪かったことがわかってきた。
なるほど。
あの、悪評高いあの人のおかげで、相対的に僕の立ち位置が上がっているんだ(笑)
そうすると、その、悪評高い人のおかげで、僕は今良い思いをしていることになる。
悪人の対角線上には善人がいる。
僕自体はめっちゃたいしたことないのに、あの人からの相対的な変化として、僕は今感謝されているんだ。
人間が捉える情報とは変化である。