子どもじゃなけりゃ誰でも

奥さんがイラついた顔をしている。

言わずにはいられない。

ファンであったハライチの岩井さんが19歳の女子と結婚したことがショックなのだと言う。

キモイ、許せない。

そういうことする人をネタにしてたのに。

・・・等々、気分を害しているんだって。

岩井さんは僕と同い年らしいので、まあ、だいぶ年下だわな。

男子の僕としては、特に違和感ないというか、19歳って若いなとは思うけど、犯罪レベルではないし、本人らがいいならいいんじゃないかと。

じゃあ何歳以上ならいいんだろう?とか思ったりしたけど、そこはきっと本質を突いていない。

奥さん自身が、岩井さんのことを好いていて、「こうあってほしい」って期待してる。

その姿から、実はだいぶ外れていたという事実を受け入れられずにいる、ということではないだろうか?

 

僕の経験に照らし合わせてみる。

ケツメイシ、という歌手の歌が昔、好きだった。

ケツノポリス1,2,3までは好きだった。

それが、さくら~とか歌い出して、めっちゃヒットして。

いや、違うだろ、もっといい曲歌ってたのに!

そんなんじゃないやん、自分ら!って何様よ?って感じなんだけど、なんか僕は失望したというか。

そんなんさ、自分の好みの曲作らなくなったのなら、ああそうかって、聞かなきゃいいだけで、別にケツメイシさんに怒ることないのにさ(笑)

なんかさ、これに似てるなって。

「こっち側」だと思っていた人が、実は「あっち側」だった。

これにショックを受けているんだよね。

実は「こっち側」だと思っているのって、その人の外向きの一面でしかないのに。

向こうからしたら、「こっち側」って、そんなん、お前誰だよ?知らねえよ?って感じなのにね。

 

子どもじゃなけりゃ誰でも二つ以上の顔を持ってる~♪

 

忌野清志郎さんの歌詞、沁みます。