僕には口がある

2週間に一度、部員で揃って打合せ。

ほとんどは電波での参加だけど。

各人、自分が今持っている仕事の進捗やら、状況やら、何やら、一人ずつ発表していく。

しゃべれる人はツッコミを入れたりもする。

僕には口がある。

明らかに業務負荷的にパンクしてて、持ってる仕事が遅延してる人。

その人に「分担できないの?」と聞くと、「分担しないほうがいい」という。

あのね、最近ね、あなたがやる予定だったって聞いてる案件が予定変更で僕に話が飛んできたんだよ・・・。

「自分でやりたい」とも言ってた。

なんて素晴らしい、仕事が好きなんだね。

そういえば、僕は自分でやりたいなんて思ったことない。

だから、できるだけ他人に振る。

振る準備に時間がかかる、トントンかもしれない、それでも振る。

時間だけじゃない。

なんて言うか、それに取り組んで理解して捌くのに必要なエネルギーというか、それは節約できるような気がする。

それに、仕事振らないと、振られた人ができるようにならないしね。

というのは、僕の言い分。

どっちが正しいとかじゃない。

やり方が違うだけ。

思うのは、この打合せ、いらないんじゃないの?ってこと。

最も、「僕たちは同じ部員だ!」って妄想を信じるためのイベントとしてはいるかもしれない。

だけど、そういう妄想って、これからの時代、どんどん崩れていくものだと、僕は思う。

それを受け入れた上で、各々どういう意味合いで働くか。

それでいいんじゃなかろうか?