無意識の判断

スモールショップを応援したい。

肯定したい。

そんな気持ちがあるような気がする。

スーパーで大手メーカーの物を買えば、圧倒的に安くすむ。

味もそん色ない。

でも、していない。

近所のコーヒー豆屋さんでちょこちょこ買う。

いつものように立ち寄ると、見慣れぬ張り紙。

値上げを見越して買いだめして保管しておいた生豆が尽きたから値上げをする、との記載。

ごめんなさい、とすまなそうな顔で店員さんが謝ってくる。

いや、別にあなたが謝ることじゃないし、しょうがない。

と思いつつも、「いくらくらい上がるんですか?」って聞いてる僕がいる。

しまった、思ってることとやってることが違う!

プレッシャーかけちまっとる!

いや、金額そんな気にしてないって自分で思ってるけど、所詮それは「そんなに気にしてない」であって、気にはしてるんだ、きっと。

単純に、「ここまでなら払ってOK」の枠内に入っているだけ。

僕たちは無意識にお金で判断してる。

金額を気にしていないと思っていても必ずそこには「無意識の判断」がある。