左にワンピース、右にハンターハンター

11月3日。

なぜかそれがハンターハンターの新刊発売日だと思っていた僕は、前夜に書店員さんから「今日はワンピースだけ。ハンターハンターは明日だよ」と返された。

そして、今朝。

通勤途中でコンビニに寄ると、あった、37巻だ!

その限られた小さな本棚の一番上、左からずらっとワンピース、その右にまたズラッとハンターハンター

まさに、二大巨頭。

奥さんがその二つをこう評していた。

ワンピース・・・「ここで泣け!」って感じ(登場人物が泣く)

ハンターハンター・・・「泣くかどうかは読者に委ねる」(登場人物は泣かない)

いや、素晴らしくマトを得ているような気がします。

僕は断然ハンターハンター派。

でもね、正直ワンピースも面白いんだよ?

感動して泣けてしまいそうだよ?

でも、それを認めちゃいけないような気が、どうしてもしちゃうの。

実はいいと思ってるJーPOPを素直に肯定できない、みたいな気持ちなんだけど、わかるかな?

その世界観にどっぷり浸かっちゃ危険な気がしちゃう。

そこに完全没入しちゃうと、自力で考える能力を失っちゃう気がするの。

ハンターハンターはそうならない。

それは、奥さんの言う「委ねてる」なんだと思う。

ワンピースを読んだら「俺も仲間を超大事に生きよう!」ってなって、ハンターハンターを読むと「自分だったらこの場面でどう決断できるだろう?」って問いが自分の中にできる、そんな違い。

どうでしょう、皆さんわかりますか?