サングラスを買おう!
そう意気込んで街へ繰り出す。
似合うかどうかは実際に掛けてみねえとわかんねえ、そして、似合っているかどうかは自分で見てもわかんねえ!
オシャレ上級者の奥さんに随行いただく。
このメーカーのやつがいいのでは!?
そう思い、狙いを定めて開店直後のお店へ。
サングラスがズラッと並んだ売り場。
坊ちゃんからも「これ!これ!」と渡してくれる。
奥さんの表情が晴れ、「ああ、それだ!」となる瞬間を待つ。
片っ端から掛けていく。
掛けていく・・・。
掛けていく・・・掛け切った!?
奥さんの表情はいつも曇っていた。
退店。
他のお店でも少し試してみたが、奥さんの表情は晴れず。
奥さん曰く、「メーカーによって顔の形と合う合わないがあるのでは?」とのこと。
坊ちゃんも連れてきてるし、大人のショッピングは子供にはキツい。
今日は諦めよう、となって解散。
奥さんは友人と日頃の憂さ晴らしへ。
僕は坊ちゃんとポケモン巡り、クレヨンしんちゃんの映画へと流れた。
さて、開演ギリギリに間に合ったクレヨンしんちゃんの映画。
僕も小さい頃漫画本を読んでいて、今こうして息子と二人。
ヒロシはこんなにお腹が出ていたっけ?
多少の違和感はあるものの、ボーちゃんとか、マサオくんとか、キャラも声も変わっていないし、ストーリー展開も含めて基本は「変わらないなぁ」という印象。
二世代にわたって同じコンテンツを消費していることに感慨深い思いを抱く。
この30年、世の中の価値観はさほど変わっていないということだろうか。
さて、一番笑ったのは、エンドロール。
興味本位で声優の名前を探す。
声優界に詳しくない僕でも「山田孝之」という名前は知っていた。
えっ、山田さんがその声やってたの!!???
僕はそれを見て思わず声を出して笑ってしまいました。
まだ観ていない人は「山田さんの声はどれだろう?」って考えながら観るのも面白いかもしれません。