何も思いつかないのに、「これをやります!」と言わなければならない苦しさ

社内の「変えていきましょう」「もっとよくしていきましょう」って会議。

半年に一度、全社的に大きな発表の場がある。

ビデオ会議が普及した今、視聴するハードルは低い。

試み自体はすごくいいことだと思う。

そういう気持ちで仕事をするべきだと思う。

ただ、そういうアイデアって、なかなかポンポン出るものでもない。

出るはずがないのだ。

ええと、出たら言ってるし、やってるのだ。

ネタ切れ。

何十年も同業でやってきた会社。

基本的にはほとんどやり尽くしてるはずなんだ。

僕の所属する部署の発表。

苦しさが伝わってくる。

僕が関わった案件についても書いてあって、いや、それ別に何か特別なことをしたわけじゃないじゃんって。

何も思いつかないのに、「これをやります!」と言わなければならない苦しさ。

その終わり、偉い人から「もっと根本的に変えるような話じゃないと意味ないのでは?」という趣旨のコメント。

ごもっとも。

至極ごもっとも。

きっとそれはみんな分かっていて、でも思いつかないからこういう発表になってるんだと思う。

何も思いつかない時に「何も思いつきません!」って素直に認めて言えたらいいのに。

逆にそっちの方が次に繋がる気がするんだけどな。