看板

下請け業者を買い叩く、そんな行為に近いことをする人がいたとして。

それね、やっちゃいけないって思う。

特に、もうやってもらったことに対してね。

そんで、買い叩く自らは何してるかというと、見かけ上の材料費を減らしてて、そんでそのしわ寄せはどこに行くかっていうと、材料ケチってる分さ、無理してなんとかしようとするわけで。

当然、これ、無理じゃんって難題が目の前に立ちはだかる。

それらを複雑に考え抜けば、当然脳の処理能力は浪費するわけで。

時間はかかるわ、たいしていい形にはならないわ。

いいことなんて、なんもない。

チャージできない残業時間。

労働単価を見えないように下げているだけ。

 

そんなこと、すんな。

 

あとね、そうやって下請けに押し付ける人。

無意識だと思うけど、背中に会社の看板を翳してる。

下請けさんは、その看板に平伏しているだけ。

そこは、ちゃんと分かっておいたほうがいい。

仕事してんのは、その人じゃなくて、看板。

なんだか不思議な話である。

 

その指示は、背中に看板がなくても聞いてくれるものですか?