へらるぼにーさんの本を読んだ。
ハートが入っている。
こういう本は一気に読める。
すごく刺さったのは、中学で周りから障碍者である兄のことをからかわれて「相手に迎合する生存戦略をとった」と表現されていたところ。
当時の自らの弱さを認め、曝け出す。
これはできるようでできない。
今の外面からはかけ離れた当時の姿。
こんな立派な人でも真っすぐに進めなかった時期があるんだ。
その事実が読者に勇気をくれる。
素直に羨ましい。
一点の曇りもなく「これがやりたい」というものに取り組めている状態。
いや、そう僕が思っているだけであって、本人たちからしたら、そんなこともないのかもしれないけれど。
明確な目標がほしい。
でも、浮かんだ目標、それについて疑問が沸く。
ほんとうか?
お前、ほんとうにそれがやりたいのか?
うんって、言えない。
なんか引っ掛かる。
うんって言える時もあったから、なおさら。
そういうものに、死ぬまでに出会えるといいな。
そして、その前に仕事に忙殺され続けていてそれどころではない状態に強烈なストレスを感じている現実に押しつぶされそうになっている。