人を納得させるのは、外堀である

設計とは仕様を決めることである。

そう思うこともある。

以前は専門的な計算ができる、とか、専門的な知識があって、判断ができるってことが設計だと思っていた。

もちろん、そういう能力も必要。

そして、僕はそれが苦手だ。

 

仕様を決めるために、何をしているか?

比較である。

結局のところ、万物に適用できる法則ってのは無いに等しい。

条件が毎度違うから。

そこで、比較する。

用意するのは3つ。

 

①足りない仕様

②足りてる仕様

③やり過ぎな仕様

 

この3つを並べると、人は納得しやすいんだと思う。

ああ、②でいいねって。

①と③がないと、人は迷う。

ホンマに②でいいのだろうか?って。

OKよりも、その一つズレたダメなNGが大事。

人を納得させるのは、外堀である。