年とったなぁ。
なんやかんやで、部下の作った資料をチェックすることも仕事の一部になってきている。
こんなに仕事に対するモチベーションの低い僕が、である。
人材不足は既に深刻なのかもしれない。
2年目の社員さんが作った初版にコメントを返し、その直った版。
そのチェックで、初回の回覧では気づかなかった事柄にコメントする。
なんだか、バツが悪い気持ち。
僕が下の時、特に入社間もない頃、出した資料に対して、何回も修正が入ったことがあったから。
その時は「なんで一発で全部コメントしきってくれないんだよ」って不満がちとあった。
それを、同じように僕がやってしまっている。
コメント返す時、素直にそう言った。
粗が多すぎると、デカい粗にしか気づけないのである。
解像度の問題というか。
デカい粗がなくなって初めて、中くらいの粗が見えるようになる。
そう、書類を見るとき、その中身全てをチェックできるわけではないのだ。
脳はできるだけ楽をしようとする怠け者。
その中身を相対的にしか見ることはできないのだ。
じゃあどうすれば?
答えはパッとは思いつかない。
でも、まずは現状を認め、受け入れること。
そこからしか可能性は生まれない。