最近テレビを買い換えた。
元々使っていたのは32型の液晶テレビ。
10年以上前、新社会人となるタイミングでじいちゃんが買ってくれた。
10万円のテレビを買うたるわ、という宣言のもと、父が実家近くの家電屋でテレビボードと一緒に買ってはるばる持ってきてくれた。
そもそもその前はブラウン管だったし、今も32型で何不自由なく見れてるんだけど、奥さんが買い替えたいと。
それを制する理由も特になく、せっかくなら大きいサイズが欲しいという奥さんの希望を尊重して55型が家にやってきた。
まあ、プリンタは僕のA3可能って希望を通してもらったし、もうちょい小さくてもいいんじゃない?って言ってはみたけど、そこは折れた。
さて、今まで10年以上32型で生きてきて、55型はデカかった。
違和感しかない。
その違和感の正体に気づく。
眼が、自分の眼が動いている。
テレビの全体が見れないから、画面上の人物だったり、字幕だったりに合わせて、視線が動きまくっているのである。
テレビとの距離が近すぎる!!
僕は後ずさった。
まだ眼が動く。
さらに後ずさった。
まだ距離が足りない。
もう一段階、後ろへ。
視界の中のテレビ画面サイズは小さくなり、これで眼球を動かさずとも全体が見える。
ホッとすると同時に、今度は脳に違和感。
これって、32型を近くで見ていた時と変わらない・・・。
変わらないのは、脳で処理する画像サイズ。
それが変わらないのであれば、テレビ画面を大きくしても、意味あるのか?
デカいほどいいとは限らない。
でも、僕の頭の中にはデカいほどいいってイメージが根付いてる。