僕の友人は少ない。
ほとんど会わないし、ほとんど連絡も取らない。
でも、半年ぶりに電話したり、数年ぶりに会ったり。
その時に、全然久しぶりじゃない感じで話せる。
結婚して子供がいるやつもいれば、辛うじて仕事はしているけど結婚してないやつもいれば、何年も仕事せずに独身で実家暮らしのやつもいる。
みんな、基本僕に連絡してこないから、たまに僕から電話する。
半年前くらいだろうか。
奥さんと息子と一緒に会いに行った友人に電話。
もう、20年以上の付き合い。
息子のことで奥さんが悩んでいる話をすると、独特な息子評をくれる。
「接していて、顔色伺う感がなかった」「かっこいいとさえ思った」「どっちかというとアインシュタイン系では?」
コミニュケーションが苦手なことを言うと、
「例えば、数学が得意だったとして、大学の数学科に入った時に気の合う友人ができるかもしれない」
ってコメントくれて。
確かにそうかもって、ちょっと頷く。
小学校だと、篩に掛けられていない、いろんなジャンルの子がいる。
でも、進路が尖っていくにつれ、集まったメンバーは似た輩って可能性が高い。
尖ったやつほど、それを貫けば、後々居心地のいい仲間ができるのかもしれない。
わかんないけどね、どうなるかなんて。
その可能性を考えるなら、尖った部分を均そうって躍起になるよりも、今の息子の感性を受け入れて、尖った部分をもっと尖らせる方向にって考えるのもいいのかもしれません。
奥さん、どうでしょう?
そういえば、このコメントをくれた友人と出会ったのも15歳の時。
息子はまだ7歳。
まだまだこれからですよ。