バーチャルオフィス二日目。
今日は仮想空間で話しかけてくる人はいなかった。
代わりに、電話は掛かってきた。
僕は思った。
わざわざ仮想空間上で近づいていって・・・とい操作をするよりも、電話かけた方が早い。
あとね、いくら仮想空間上はガードしてなくても、実物が本当のところどんな状態なのかわからない。
トイレ行ってるかもしれないし、もしかしたら全裸かもしれない。
電話してるかもしれないしね。
電話してるかの状態は表示されないから、結局は「声かけてOK!」なのかは判断つかない。
現実空間で伺う、微妙な雰囲気のさじ加減。
今、声かけていいのか?
後からにした方が良さそうか?
これはアバターでは表現しきれない。
んで、バーチャルオフィスは肌で感じるものじゃなくって、見なきゃいけない。
ただでさえテレワークで画面の役割大きいのに、そこに1画面割くなんて、やらない。
結局、僕のアバターは朝入室してから定時で退出するまで一歩も動かなかった。
なんだか最近新ツールの嵐。
iPadなんて、早くも冬眠しそうな勢い!
ええと、仕事の本質を見失いそうなので。
大事なのは本業であって、あくまでもツールは「それで楽になるなら」使うべき。
不要なら、その操作やら管理やらにエネルギーを持っていかれちゃうだけ。
本業に割くエネルギーが減るくらいならやらない方がいいのでは?