団長ことクロロ=ルシルフル。
冨樫先生の漫画「ハンター×ハンター」に登場する最強?キャラだ。
その、なんとも言えない闇を抱えた雰囲気に、なぜか惹かれてしまう。
さて、このキャラがなぜそんなに強いかというと、基礎能力の高さに加え、特殊能力が秀でているから。
その能力とは、「他人の能力を盗んで使うことができる」というもの。
なんて便利かつ都合のいい能力!・・・と思ってしまうが、実は能力を盗むためのハードルは結構高い。
本編を漁ると、盗むためには4つの条件をクリアしなければいけないという。
①相手の念能力を実際に見る
②相手に念に対して質問し、相手がそれに答える
③本の表紙の手形と相手の手の平とを合わせる
④1〜3を1時間以内に行う
書いていて、気づいた。
これ、念能力を「仕事の能力」に置き換えても、そんなに違和感ないのでは?
①上司の仕事を実際に見る
②上司に仕事でわからないことを質問し、上司がそれに答える(何がわからないかがわからないと質問できない)
③これは直接繋がらないかもしれないけど、お互いの信頼関係ができていたり、ねじ伏せるだけの力の差があるということか?
④人間は忘れる生き物。鉄は熱いうちに叩けということか?
こう書き換えると、団長さんの能力って、そんなにすごいことでもない気がしてくるね。
いやいや、ハンター×ハンターの世界では、割とみんな血の滲むような修行をして念能力を身につけている!
やっぱり団長さんは凄いよ・・・。