人間、身近にあるものほど目に入らない

早いもので坊ちゃんが小学生に。

入学式に臨む、初登校。

校門には「案内人」のワッペンを右上腕に付けたおじさんが笑顔で迎えてくれる。

写真撮りましょうか?の好意に甘え、マスクを外して記念に一枚。

一枚、という言葉も現像していた頃の名残ですな。

将来、坊ちゃんから「なんで写真は枚って数えるの?」と質問されるかもしれない。

 

校舎の入り口付近で受付を済ませ、いざ体育館へ・・・。

と、ここでマスクなしが一名。

坊ちゃん。

どこに落としたの?と激しく手汗をかきながら来た道を辿る奥さん。

見つからない。

どうしよう・・・と頭を抱える奥さんに僕のマスクを渡し、僕は近くのコンビニへ。

便利な時代である。

 

夕方、坊ちゃんと二人で図書館へ出かけた。

さあ、中へ入るからマスク付けて。

坊ちゃんがポッケから取り出したマスクは2枚。

ああ、そこにあったのね・・・。

 

人間、身近にあるものほど目に入らない。