でも、少し寂しいこと

先入観がないっていいなという話。

やんや、奥さんと奥さんの父と坊ちゃんと僕、という珍しい組み合わせでハイエースの座席に並ぶ。

 

不意に、道路標識の「50」はどんな意味を持つのか?というテーマでボケ続けるという流れに巻き込まれた。

50人が一気に通ったら壊れちゃう。

そんなわけないじゃん、と坊っちゃんがツッコむ。

この道路を作ったのは50歳以上の人だった・・・これもそんなわけないじゃん。

 

煮詰まってきた頃、僕がボケる。

50歳以上の人はこの道路を通ることができない・・・そうかもしれないね!と坊っちゃん

 

えっ、それは可能性あるの!?

 

翌日、口が滑って散歩中に50の本当の意味を言ってしまった。

なんで昨日はあんなこと言ったんだ、と不服そうな坊っちゃん

こうやって世の中のことを理解して大人に近づいていくことは、嬉しいことでもあって、そうなってもらわなきゃ困るんだけど。

でも、少し寂しいことでもある気がする。