自分の子と、自分の子を比べればいい

まさに晴天。

雲ひとつない空の下で、雨天延期の運動会。

 

去年の運動会は、僕が見に行った。

いや、あれは保育参観だったか?

あの時、他の子達ができていること、全然できていなかった。

 

今だって、そう。

他の子達に比べたら、劣っているところ、たくさんあるだろう。

でも、1年前に比べたら、立派になったなぁ。

周りの子よりできていないけど、でも楽しそうだ。

縄跳びなんて、全然できていないけど、できないままめげずにゴールしてる。

かけっこなんて、なぜか腕の振りが体操選手みたいで、他のこより遅いけど笑顔で走ってる。

 

他の子と比べるからいけないんだよ。

自分の子と、自分の子を比べればいい。

そうすれば、必ず成長しているところがある。

子供なんて、成長しないわけがないんだよ。

人間、何もせずに過ごすことほど難しいことはない。

だから、何かしら過去の自分よりもできるようになっているもの。

それで、十分じゃない?

他の子よりできないことで不安になる必要なんて、ないじゃない?

 

あと、「できない」ってのも短所に見えがちだけど、絶対に長所でもある。

できないから、考える。

できるとさ、考える必要がないの。

そのままでいいんだから。

めちゃくちゃすごい人が「僕は不器用」って、よくある話。

30年前、運動神経抜群に見えた人、今どんだけ?

そうでもなかったりするよ。

 

5歳児達のマスクしていない姿に、少しホッとする。

園によっては、園児もマスク着用だったり、会自体中止になっていたりするんだろうな。