紆余曲折の塊

35年生きてきて、この本がナンバーワン。

紆余曲折の塊みたいなギリギリ人生の友人から紹介された本がこれ。

 

史上最強の哲学入門/飲茶

 

それは、間違いなく読まなきゃいけない。

・・・なんだけど、読まねば本リストが一向に減らない。

本って、読めば読むほど次読みたい本につながっていっちゃう。

本書く人って、結局「本読む人」が多いから、自然とオススメ本が出てきちゃったりする。

まずは、図書館に置いてある飲茶さんの著作を、と思い、「哲学的な何か、あと数学とか」を読破。

 

数学って、こんなにドラマチックなのか。

圧倒的な読みやすさ。

もうちょっと数式とか出てきてとっつきにくい内容かと思ってた。

全然違いました。

まず、帯裏の著者紹介が面白すぎて笑っちゃう。

 

大昔の天才、フェルマーが残した未証明の「最終定理」。

これを解くために、350年かけて世界中の数学者が人生を注ぐ。

壮大な歴史ドラマ。

 

数学の教科書が面白くないと感じている子供。

成績を上げるために塾へ通う子供。

そんなことしてる場合ではない。

この本を読むべし!

教科書の数式を見る目が180°くらい変わっちゃう。

その数式の奥にある先人達の人生に思いを馳せずにはいられない。

飲茶さん自身、高校の先生からの言葉で数式を見る目が変わった一人だ。

言葉の力は、時に偉大。

 

飲茶さんの著書、一発目は「哲学的な何か、あと科学とか」らしい。

あぁ、これも確実に読まねばリストに追加だわさ・・・。

あー、1日45時間くらい欲しい!