テレビ、ドラッグ、能動的

夕食、テレビがついていた。

自分、腹一杯になって、ふぅーと横見ると、4歳の息子がトローンとテレビ観てる。

食事、進んでいない。

翌日か数日後か、「夕食の時はテレビ消そうか」と奥さんに言われた。

賛成。

 

数日後、藤原さんの本で「子供もをテレビで育てることはドラッグ漬けにしていることと大差ない」という記述を見つけた。

ハッとした。

繋がった。

 

本を読むのは、能動的。

自分で文字を拾いに行って、自分の頭でイメージして。

頭の中で、上映会、妄想族。

 

ラジオを聴くのは、半能動的。

このラジオパーソナリティはこんな顔なのかな?

こんな動きかな?

この場面は、こんな情景かな?

頭の中で、ちょっとだけ上映会。

そうよ、私は半妄族。

 

漫画。

静止画から動き、スピード、音を想像。

こちらもラジオの逆バージョンで、半能動的。

あらやだ、あたしは逆半妄族。

 

テレビ。

イメージが画面に全部出てきちゃう。

音も動きもそのまんま。

思い描いたり、予測したりする必要、ない。

答えは遅くともCMの後に教えてくれる。

待ってれば、いい。

受動的。

そうよ、あたいは指示待ち族。

 

欲しければ、とりに行け。

談志さんの言葉だったっけ?

うろ覚え。

 

能動的な人間で、ありたい。