心から、それもゲロを吐くほど

日々一筆も数ヶ月経ち・・・

変化がありました。

 

1日でブログ一週間分書いてしまう、という「一気書き」ができるようになった。

(ハテナブログさんには「予約投稿」という便利な機能があるんですね)

長時間文章を書くのが苦痛じゃない。

ブログじゃないんだけど、ドカーっと書き終わってから、8時間くらい書いてたなぁ・・・という日がある。

脳にズッシリ疲労感で、それ以上は書けないんだけど・・・(笑)

 

最初からできたわけじゃない。

タイトル通り、必ず1日に一筆!

これを守ってきた。

仕事で帰りが遅かった時など、1文字も進まないまま画面の前で朦朧と過ごした。

書くことが思い浮かばなくて、パソコンのない部屋で現実逃避行の夜もあった。

だけど、書く前にできるだけやったこと。

 

「今自分が一番書きたいことはなんだ?」

 

これを自分に問うた。

それこそ、実際に目を閉じて自分の胸に手を当てた。

えみ子さんの言葉を借りると、このフレーズ。

 

本当に心から、それもゲロを吐くほど心の底から言いたいことだけを書く

 

えみ子さんが朝日新聞記者時代、初めてコラムを書くことになった時、自らに課したルール。

いや〜、言葉のセンスのよさがエゲツない。

そんで、偉大なアフロと自分を比べるなんて烏滸がましいのですが・・・。

「あっ、自分と同じようなことしてる!」って嬉しくなりました。

 

「ゲロ」とか出てきても、「品」はギリギリ保っているんだよね。

そんで、文章に親近感が沸くの。

上からモノを言ってない。

ユーモアに「押し付け」がない。

ちゃんと「私はこう思います」で止まっている。

実はすごく難しいことだし、えみ子さんの魅力だと思うの。

今えみ子さんの著書「アフロ記者が記者として・・・」を読んでいるんだけど、刺さる言葉が多すぎて、なかなかページが進まない。

 

書きたいブログのネタも、一気に降ってくる時がある。

忘れちゃうから、メモ!メモ!

人目なんて気にしてられません(会社で仕事中以外は)。

これも、ブログ開始当初は全くなかったこと。

 

この「文章を書く」という行為。

「書きたいネタを思いつく」という気づき。

すごく楽しいのです。

 

要するに、この現象は・・・

自分のやりたいことがどんどん明確になってきている。

自分が好きなことがうまくなっている。

 

そうも言える気がするのです。

そんで、そうなった理由。

自分のしたいことを、自分に問い続けたから。

問うた結果をアウトプットし続けたから。

だからそれが「うまく」なってきているのではないか?

いや、そりゃそうでしょって言われるかもしれないけど、僕はさっきハッとしたのです。

 

いわゆる「自分が何をしたいのかわからない」人はたくさんいる。

それは「したくないこと」をするのがうまくなっているからではないか?

 

窓際のトットちゃんで紹介される教育とは逆の、生徒の主体性が薄い学校教育。

「大人の事情」を最重要視し、自分のしたいようにはできない会社仕事。

 

どんどん、「したくないこと」が上手になる。

だけど「ほんとはこうしたい」が埋もれてっちゃう。

 

何か一つ。

1日に一つ。

自分がゲロを吐くほどやりたいことを聞いてみよう。

自分が答えてくれるまで、寝ないでさ。

そんで、少しでいいからやってみよう。

きっと、「自分がしたいこと」がわかるのが、うまくなる。