何かを刻み込みたいという憧憬

時々思う、「タトゥーを入れたい」という衝動。

合理的に考えると、銭湯に行き辛くなったり、後から消せなかったり、そもそも痛かったり。

メリットなんて何にもない気がするんだけど。

 

なんなんだろうね、このムズムズした感情は。

 

清原和博さんが「タトゥーを入れようとしたけど、親に反対されたからピアスにした」って当時言ってた(笑)

なんとなくなんだけど、わかる気がするの。

本能的なものなのだろうか?

何かを刻み込みたいという憧憬。

食べログ

奥さんの両親がやってくるので夜飯を食べに行こう、という話が舞い込んで。

何食べよう・・・焼肉!!!

肉、肉!

 

この前行った焼肉屋さんは微妙だったから、ネットで他の店を探す。

電車で来るし、駅近くでいいや。

食べログの星は三つ。

五個中三つってどうなんよ?

よくわからん。

行って食ってみねーとわからんでしょ。

 

実食。

結果として、めちゃくちゃ美味しかった。

精肉店が営む焼肉屋

卸しが一発噛まない分、リーズナブルなのだろうか?

安くはないが、クオリティの割に高くもない。

最高でした。

ナイス焼肉。

感謝です。

 

飲食店で働いてた時、しょっちゅう「食べログ」から営業の電話掛かってきてた。

オーナーの意向で全部断ってたけど。

あれは正解だったなって思う。

ちなみに、めっちゃいい店だったけど、食べログの点数はさほど・・・でしたよ。

 

何でもそうだと思うけど、結局のところ会社という組織はリピーターによって支えられている。

リピーターにとって、ネットで何点か?は関係ない。

まあ、1回目の来店には効いてくるかもしれないけど。

 

ネット上に全てが掲載されているわけでもないし、その情報が合っているかもわからない。

という話です。

生産性はないが、豊かな時間

クッタクタで帰宅して布団に寝転ぶ。

引き戸を開けて坊ちゃんが入ってくる。

 

よるおさんぽいこう!!

 

しばらく揺すられ、起き上がる。

鉛のように重たい身体。

引き摺るように玄関の扉を開ける。

 

不思議なもので、歩き続けていると身体が楽になってくる。

血行が良くなるからだろうか?

 

何を話すでもなく、金魚の糞の如く坊ちゃんの後ろをついていく。

理由はわからないが、小学校まで案内してくれた。

 

生産性はないが、豊かな時間が流れる。

中学生にもなれば、こんな時間はなくなってしまうだろう。

それでいい。

子離れできない親になるつもりは毛頭ない。

時間は不可逆だからこそ価値が高い

横流ししようと思えば、いくらでもできる。

でも、もう僕はそういう事はしない。

それは、僕が否定してきた奴らがやってる事だから。

僕が間に入る意味がないから。

 

そうやって仕事をしていると、とにかく時間がかかる。

悲しいことに、やりたい仕事をやっているわけじゃない。

他にやりたい事はたくさんある。

もどかしさが募る。

 

でも、今のそのもどかしさは自己責任。

努力してこなかった自分が悪い。

 

時間が欲しい。

僕にクソどうでもいい仕事を振ってくる輩に、僕は全力で抗う。

会社での立場は違えど、命としては対等だ。

 

時間は不可逆だからこそ価値が高い。

打算がない

大谷選手の快進撃が止まらない。

清々しいほどの活躍。

 

目立つのはホームラン。

あと、二刀流。

このふたつ。

 

でもね、僕が一番「うわぁ・・・」って思うのは、走塁。

盗塁12個も決めてる。

打算がねえんだよ。

 

満田拓也さんの「MAJOR」の茂野五郎を超えちゃってる。

「俺は野球の全てのプレーが好きなんだ。打って、走って、守って、投げて。全部やりてえんだ」

茂野五郎でさえ、メジャーではほぼ投手に専念している。

 

僕が高校の時。

最後の大会でホームランを打った後、セーフティバントで出塁してたシンヤ先輩。

「勝ち」を最優先したプレー。

それを仕事野球のメジャーでやってる、大谷選手。

そのプレースタイルに僕は胸を打たれる。

尊敬します。

親に読み聞かせ

ため息しか出ねえ。

やっとこさ仕事の負荷が余裕出てきたと思ったところで、追加の依頼。

はあああぁぁぁ・・・。

 

夜、仕事してると奥さんから「坊ちゃんが本を読んでくれたよ」と一言。

成長しましたね。

「読んで〜」の一点張りだったのが、親に読み聞かせするまでになった。

 

仕事の時間を減らしてえ。

給料下がってもいいから。

豊かな時間じゃねえんだよな。

所詮、与えられた仕事なんて。

 

きた仕事、真面目にはやるけれど。

募る悲しさ、喪失感。

しおあじ

ワカメが好きなのです、坊ちゃんは。

スープに乾燥ワカメをぶっ込む「追いワカメ」を実践する僕に触発され、坊ちゃんもスープにワカメをブッ込んでいく。

 

先日、さらなる飛躍を見せた。

乾燥ワカメをそのままボリボリ食ったのだ。

「しおあじがする」

そう言って乾燥ワカメをつまむ坊ちゃん。

先入観がねえよな。

なかなか大人には真似できない芸当。