咳が1ヵ月以上止まらない。
心配する奥さんからの「病院へ行け」プレッシャー、僕にとってはかなりストレスだったんだと思う。
案の定、医師からは「全然大したことないけど、何しに来たの?」という怪訝な顔をされる。
わかってる、わかってるんだよ・・・。
過去に肺炎と喘息をやってる僕。
だから余計に心配してくれてるのはわかるんだけど、肺炎と喘息をやっているからこそ、今の自分の状態が、実は別に大したことないってこともよくわかる。
ただ、僕に信用がない(笑)
権威からの「お墨付き」がいるわけだ。
医師にムダな時間を取らせたことを詫び、僕は高齢者でごった返す市民病院を後にした。
人は、自分が信奉する権威が言うことでしか納得しないのである。
僕も含めてね。